

腫瘍内科では体の中に発生した腫瘍を対象にした治療を行なっています。
腫瘍の種類は非常に多く、肺・肝臓・消化器系の臓器だけでなく、血液の癌である白血病なども治療の対象になります。腫瘍をお持ちの方は日常生活を守りながら継続して治療を受けることが非常に重要です。
大学病院と連携をとり患者さんの生活を守りながら、最善の治療を受け、しっかりと治療を受けることができるように最善のサポートをさせていただきます。
腫瘍内科が対象にしているのは全身の様々な腫瘍が原因で起こる病気です。
腫瘍というのは体の中にできた異常な細胞の集団のことで、体に害を与えない良性腫瘍と、体の機能に異常を与えてしまう悪性腫瘍に大別されます。
良性腫瘍というのは体の中にできた腫瘍の中でも特に悪さをすることなく、小さいままであれば経過を観察するだけで特に問題のない腫瘍です。腫瘍が大きくなってきた時には手術によって取り除くことを検討しなければいけませんが、基本的に何か体に負担をかけない限りは問題ありません。
一方、悪性腫瘍には注意をしなければいけません。悪性腫瘍はいわゆるガンと呼ばれるものや肉腫と呼ばれるもので、転移をしてしまったり、正常な体の期間を破壊してしまうことで体に大きな負担をかけてしまうことがあります。
悪性腫瘍の治療には、抗がん剤・分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害薬・放射線治療・手術などの治療を受ける必要がありますが、腫瘍内科が得意としているのは主に抗がん剤を利用した腫瘍の治療です。
抗がん剤にも様々な種類があり、患者さんの腎臓の状態や肝臓の機能、そして腫瘍の性質を見極めながら適切な治療薬を適切な分量利用しながら生活を守る治療が必要になります。
また、最近では、がんの原因となる遺伝子がわかってきており、それを分子狙い撃ちする分子標的薬も効果があります。
抗がん剤の中には副作用が強く現れるものから、副作用が非常に軽微なものまで多種多様で、お薬の選択に関する専門的な知識を持った医師の治療を欠かすことができません。
血液の腫瘍である白血病などではお薬を利用した治療が非常に重要な役割を占めています。
ガンをお持ちでも生活を営む必要がある以上、医師による適切な治療のサポートを欠かすことができません。
腫瘍内科は他の診療科と協力して治療を行うことも多い診療科です。
もし、がんの診断や治療に関してご相談になりたい方は、遠慮なくご相談ください。
エビデンスのある治療を提供できる大学病院と連携しており、その患者様に合わせて最良な方法を共に考えます。
当院は症状に応じ、適切な病院に御紹介致します。
また、御紹介した患者様に関しましては、御紹介した病院と連携し治療に取り組んでいきます。
一緒に病気と向かっていきましょう。